傾聴と共感
おはようございます。
私事ですが、先日左膝を怪我しました。
なかなか病院にも行けず、
歯を食いしばり痛みを3日間こらえていました。
夜も眠れないくらい痛くなり、
やっとの思いで病院に行くと、
先生はじっくりと私の言葉に耳を傾け、
うんうんとうなずきながら、
話を聞いたあとに言ってくれました。
「この場所はかなり痛みが出るんだ。とても痛くて、つらかったね。3日もよく耐えたね。でも薬で痛みとれるから、もう大丈夫だからね」
その言葉に、心がすっと、軽くなりました。
あぁ、これがカウンセリングで重要な、
『傾聴と共感』だな、と感じました。
まずは相手の話をよくきく。
ただ話を聞くのではなく、
相手の心に寄り添い、耳を傾け、
本心を考える。
そして否定することなく、
相手の話に共感する。
そのうえで、もう大丈夫だよ、
などと安心する言葉をかける。
この時点で、私の苦しみは半減されていました。
私達もぽぷらで、児童たちの言葉に耳を傾けるようにしています。
なかなか自己発信がむずかしい児童もいるので、時には絵カードなどで気持ちをおうかがいするようにしています。
今年は新型コロナウイルスの蔓延による休校という、
今までになかった経験をし、
不安になっている児童も多いと思います。
保護者様も大変だとは思いますが、
どうか、1日24時間、1440分のうち5分でかまいません。
お子様の話に、耳を傾けてみてください。
いそがしかったり、疲れていると
なかなかむずかしいとは思いますが
数分の対話という日々の積み重ねがきっと、
おたがいの気持ちを安らげてくれることと思います。
そして、そうだね、~だったんだね、
と話に共感することで、
絆も深まると思います。
未曾有の状況ですが、
みんなで支えあい、
難局を乗り切っていきたいですね。
本日は傾聴と共感が不安をやわらげるというお話でした。
いつもお読みくださりありがとうございます。