ぽぷらの樹東住吉のブログ

児童デイのおしごと、人間心理、アートなど、作家活動もしているSNS担当者が、幅広く発信中☆

傾聴と共感


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おはようございます。

 

私事ですが、先日左膝を怪我しました。

なかなか病院にも行けず、

歯を食いしばり痛みを3日間こらえていました。

夜も眠れないくらい痛くなり、

やっとの思いで病院に行くと、

先生はじっくりと私の言葉に耳を傾け、

うんうんとうなずきながら、

話を聞いたあとに言ってくれました。

 

「この場所はかなり痛みが出るんだ。とても痛くて、つらかったね。3日もよく耐えたね。でも薬で痛みとれるから、もう大丈夫だからね」

 

その言葉に、心がすっと、軽くなりました。

あぁ、これがカウンセリングで重要な、

『傾聴と共感』だな、と感じました。

 

まずは相手の話をよくきく。

ただ話を聞くのではなく、

相手の心に寄り添い、耳を傾け、

本心を考える。

そして否定することなく、

相手の話に共感する。

そのうえで、もう大丈夫だよ、

などと安心する言葉をかける。

 

この時点で、私の苦しみは半減されていました。

私達もぽぷらで、児童たちの言葉に耳を傾けるようにしています。

なかなか自己発信がむずかしい児童もいるので、時には絵カードなどで気持ちをおうかがいするようにしています。

 

今年は新型コロナウイルスの蔓延による休校という、

今までになかった経験をし、

不安になっている児童も多いと思います。

保護者様も大変だとは思いますが、

どうか、1日24時間、1440分のうち5分でかまいません。

お子様の話に、耳を傾けてみてください。

 

いそがしかったり、疲れていると

なかなかむずかしいとは思いますが

数分の対話という日々の積み重ねがきっと、

おたがいの気持ちを安らげてくれることと思います。

そして、そうだね、~だったんだね、

と話に共感することで、

絆も深まると思います。

 

未曾有の状況ですが、

みんなで支えあい、

難局を乗り切っていきたいですね。

 

本日は傾聴と共感が不安をやわらげるというお話でした。

 

いつもお読みくださりありがとうございます。